死性愛を意味するタナトフィリア(thanatophilia)に関する質問です↓
タナトフィリアに興味があります。タナトフィリアについて細かく解説あるサイト、あるいは本などを教えてください。
今この場で教えてくださっても構いません。タナトフィリアの定義が良く分かりません。
Yahoo!知恵袋
あるサイトでは致死率の高い自傷行為、別のサイトには「死」に興奮することだと書いてありました。
情報が少なく定義が曖昧なことから、このような疑問を持つ方は多いです。
死性愛(タナトフィリア)という性的倒錯があるそうですが
私から見れば変態を通り越してオカルトでしかありません。で、ふと思ったのですが霊やあの世、生まれ変わりを信じている方々に
Yahoo!知恵袋
このタナトフィリアな人々が潜んでいるのではないでしょうか?
オカルトやフィクションの類に感じている方もいます。そこでここでは、
- タナトフィリアの定義
- タナトフィリアの判断
について考えてみます。
当ページの内容は、あくまで考え方や視点を提供するものであり、特定の行動を助長・推奨するものではありません。ご理解お願い致します。
タナトフィリアの定義は「死」に感情が動くこと
タナトフィリアは、「死」という抽象的概念に対して感情が動く(性的興奮や愛しさ)なら、対象・内容・程度・影響が何であれ「該当する」と考えて問題ありません。
タナトフィリアの定義は曖昧です。その理由は、基準や境界線が時代や文化、個人の価値観によって多様に解釈されているからです。「死」は抽象的な概念なので、
- 対象
- 内容
- 程度
- 影響
の範囲は非常に広いです。
「死」に対して感情が動くかが重要
タナトフィリアの判断は「死」に感情が動くかどうかです。Wikipedeiaでは以下のように定義されています。
首吊りや入水などの自殺(縊死)行為、殉死や切腹などの自傷行為への性的嗜好。「ネクロフィリア(死体愛)」とは異なり、あくまでも「自分自身の死」に向かう性的嗜好である。
Wikipedia
この場合、
- 対象=自分
- 内容=自傷行為
- 程度=死〜死なない程度
- 影響=自分に対して
といった具合になります。しかし、この場合に当てはまることだけがタナトフィリアとして判断されるわけではありません。たとえば、
- 死をテーマにした漫画で性的に興奮した
- 映画の主人公が息を引きとる瞬間に興奮した
なども「死」に対して感情が動いているので、タナトフィリアと言っても問題ないでしょう。後者を前述したように当てはめると、
- 対象=主人公
- 内容=息を引き取る
- 程度=死
- 影響=物語の中(自分への影響なし)
のようになります。Wikipedeiaを例にした場合と比較するとすべてが異なります。しかし、共通しているのは「死」に対して感情が動いていることです。
つまりタナトフィリアは、「死」という抽象的概念に対して「性的興奮を覚える」や「愛しさを感じる」いった風に感情が動けば、対象・内容・程度・影響が何であれ該当するのです。
タナトフィリアの判断
「〜フィリア」の定義が曖昧なことから「自分はタナトフィリアとネクロフィリアのどっちなんだろう?」のような疑問を持つ方が多いです。タナトフィリアと関連性が高い「〜フィリア」として以下がよくあげられます。
- ネクロフィリア(死体性愛)
- オートアサシノフィリア(自己暗殺性愛)
- アクアフィリア(溺水性愛)
- エロトフォノフィリア(殺人性愛)
- ハイポクシフィリア(窒息性愛)
結論としては以下の3つです。
- 「死」に感情が動くならタナトフィリア
- 「死」関係なく感情が動くなら別の「〜フィリア」
- どちらも(複数)該当する
1.「死」に感情が動くならタナトフィリア
タナトフィリアについて質問。 タナトフィリアとは自分自身の生命に危機に対する性的思考なのですか?
Yahoo!知恵袋
この方の場合、自分自身の生命の危機に対することの先に「死」があり、感情が動くならタナトフィリアです。
たとえばアクアフィリア(溺水性愛)の場合、溺れる行為そのものではなく溺れた先にある「死」に対して性的興奮を覚えるなどです。
この場合は、アクアフィリアではなく、タナトフィリアであると言えます。
2.「死」関係なく感情が動くなら別の「〜フィリア」
1とは逆に「死」に対してではなく別の対象や行為・状況などに感情が動くならタナトフィリアではありません。
たとえば、ハイポクシフィリア(窒息性愛)の窒息すること自体に性的興奮を覚えるなどです。窒息の先の「死」は関係なく、行為に対して感情が動いています。
タナトフィリアについての質問です。
「タナトフィリア」と検索すると、「自傷行為への性的嗜好。あくまで自分自身の死に対する性的嗜好である。」と書いてありました。
自分は、首吊りをしている人、誰かに首を絞められている人、自分が首を絞めている(絞めたことはありません、妄想上です。)人などに興奮するタイプです。
今まで自分はタナトフィリアだと思っていたのですが、検索し直してみると、「自分の死に対する性的嗜好」と書かれておりました。
自分は、自分の死に対して興奮することはないのですが、人の死には興奮してしまいます。 この場合、自分はタナトフィリアなのでしょうか?違う場合、自分の性的嗜好をなんと呼ぶのかも教えて頂きたいです。
Yahoo!知恵袋

この方の場合、人の死にも興奮しているようなので、ハイポクシフィリアとタナトフィリアとのハイブリッドなのかもしれません。
エロトフォノフィリア(殺人性愛)にも該当するかもしれませんね↓
3.どちらも(複数)該当する
性的嗜好を複数持つ人は多いです。そのため、タナトフィリアとネクロフィリアの両方が該当する場合も十分あり得ます。
つまり、以下のような定義を前述で引用しましたが、
首吊りや入水などの自殺(縊死)行為、殉死や切腹などの自傷行為への性的嗜好。「ネクロフィリア(死体愛)」とは異なり、あくまでも「自分自身の死」に向かう性的嗜好である。
Wikipedia
この文脈のネクロフィリアは「死体」そのものに対しての性的嗜好であり、「死」に対しては感情が動いていないことが前提であると言えます。
まとめ|タナトフィリアの定義はあなた次第
タナトフィリアの定義が曖昧なことから「なんかスッキリしない」と思ってしまいますよね。文脈によってタナトフィリアの形は多種多様です。
精神的障害としてのパラフィリア障害以外で「〜フィリア」の定義はないに等しいです。なので、
- 何が対象のとき興奮するかな?
- どんな内容なら感情が動くだろう?
- 程度が行き過ぎると引いちゃうかも?
- 自分に影響しない空想がいいかな?
のような感じで、タナトフィリアの解像度を高めたり、他の「〜フィリア」と比較したりして、あなたの性癖(性的嗜好)を追求してみてください。











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